初冬のタブリーズ 2017年11月24日
ラシュトからタブリーズに向かう
2017年11月23日
ラシュトから次の目的地に向かうためバスターミナルに行く。
タクシードライバーの方にチケット売り場まで案内して頂いた。
ラシュト発タブリーズ通過するバスは
出発は18時、到着は翌日4時過ぎ。
バス代60万リヤル。
タブリーズ到着
翌朝2017年11月24日早朝4時、タブリーズ到着。
バスから道の脇に下ろされる。
タブリーズ朝の気温は氷点下。寒い。
タクシードライバーが寄ってきた。
バスターミナルはこの時間空いていないらしい。
バザール近くの宿に行きたいと言うと、
タクシードライバーは50万リヤルとかぼったくり価格を提示。
ここからバザールまで3~4kmしかないのにその価格はないだろ。
交渉したら20万リヤルに下がった。
それでも高いと思ったが、とにかく寒い。立っているだけで辛い。
早く宿に行きたかったので、20万リヤルでOK出してバザール近くの宿まで案内してもらう。
タブリーズ観光
ホテルで仮眠後昼過ぎ時に起き、観光に行こうと思ったがなぜか寒い。
外に出るとなんと雪が降っていた。
バーザール近くの雪の風景
バーザール
雪が降っていたがバーザールなら屋根があるから大丈夫だろうと行った。
雪が降る寒さの中でも店は営業してた。
今日は日が悪いのか?人の数ははそこそこ。
天井の一部に空気穴?のようのとこがあってそこから雪が降ってくるし寒い。
巨大なモスク
名称不明
遠くからでも見える大きいモスク。
青色と雪が合ってる。
寒さでホテルに逃げ帰る
タブリーズ観光しようと思ったが、
インド経由で来て、簡単な防寒着しか持ってない自分にはタブリーズの寒さに耐えられない。
観光中断して、あたた暖かい宿に逃げ帰る。
ホテルに帰る途中途中店で暖かい食事を取ってから帰った。
カスピ海を見にイランのバンダレアンザリーに行く 2017年11月22日、23日
カスピ海が見たい。
ただそれだけ。
そのためにテヘランから比較的近い、カスピ海沿いの町バンダレアンザリーまで丸一日掛けて行ってきた。
テヘランからラシュト(Rasht)へバス移動
テヘランからバンダレアンザリー直通バスはなさそうなので、バンダレアンザリー近くの大きめの町ラシュト行きのバスを探す。
テヘランからラシュト行きのバスは、テヘラン西バスターミナルにある。
地下鉄MEYDAN-E AZADI駅を出て西バスターミナル近くをうろうろしていると、おじさんが声を掛けられる。
前もって言うとおじさんはめっちゃ親切な人でした。
どこ行くのと聞かれたので、ラシュトと言うが通じない。
地図のRashtを指差してようやく通じる。
ラシュトと言って通じなかったのは、多分自分の発音だとRaの発音でなくLaの発音だったからだろう。
あとRashtのtは聞こえず、ッラシュみたいな発音。
おじさんにはラシュト行きバスチケット売り場まで案内していただき、おまけにアイスまでおごっていただいた。
せめてチップ渡したいと思ったら、おじさんどっか行ってしまって渡せなかった。
ありがとうおじさん
チケット売り場で、このチケットのバスどこ?
と聞いたら、隣にいたイラン人旅行者の方に案内してもらう。
その方から水とウェハースまでおごっていただいた。
イラン人みんな親切。イランは天国ですわ。
テヘラン発ラシュト行きバス
バス代24万リヤル。
出発11時半、到着17時到着。所要時間5時間半。
ちなみにバスの休憩中、イランで初めて雨が降るのを見た。ラシュト辺りは雨降りやすいのか?
ケナレ ゲストハウス(Kenareh Guest House)
ラシュトに到着したのは17時。この日はもう遅かったのでRashtに泊まることにした。
目星を付けていた宿ケナレゲストハウスというところに向かう。
ケナレゲストハウスの場所はほぼ町の中央。
バスターミナルからは6km程度。2時間近く掛けて歩いていく。
ちなみにラシュトの街は洒落た格好のイラン人多かったり、店多かったりと近代の町として発展してる感じの町だった。
19時宿に到着。
ケナレゲストハウスではシングルルームに泊まる。
- 1泊50万リヤル
- 部屋にシャワー付き
- WiFi有り
- 朝食無し
ラシュトからバンダレアンザリーまで乗合タクシーで行く
バンダレアンザリーへの行き方を知らなかったので、ケナレゲストハウスの主人にバンダレアンザリーに行く方法を尋ねる。
主人曰く
- ゲストハウス近くに広場がある
- そこからタクシーに乗れば良い
とのこと。
翌日昼、雨が降る中、ゲストハウス近くのShahrdari広場の北側に行く。
広場北側はタクシーが一杯ある。
停まっていた1台にバンダレアンザリー?と聞くと、あのタクシーに乗れと連れて行ってくれた。
連れて行ってもらったタクシーは共用タクシーなので、4人乗客がそろい出発。
そして町北東の
Valiasr広場で停車する。
代金1万リヤルを払い下りる。
Valiasr広場
このValiasr広場にバンダレアンザリー行きの共用タクシーがある(上画像の奥)
ちなみに広場とバスターミナルの位置関係は以下の通り。
停まってたタクシーのドライバーに声を掛け乗る。4人揃ったら出発。
36km程度の道のりを40分で到着した。
Valiasr広場からバンダレアンザリーまで、共用タクシーの料金4万5千リヤル。
バンダレアンザリーからカスピ海を見る
バンダレアンザリー町の中央にはカスピ海に注ぐ川が流れる。
川の側には日常を感じさせるおっさんの銅像がおる。
川沿いにカスピ海に向かう。
川を進む船
バンダレアンザリーではカスピ海にかなり長い突堤が突き出ている。
せっかくなので先端まで向かう。
突堤はかなり長い。先端まで1kmはある。
途中には観光向けの台、テトラポッドがあり景色は中々良い。
突堤先端は小さな灯台?があるだけで特に何もない。
突堤の道を戻ったら海岸っぽいところに行った。
カスピ海湖岸
カスピ海湖岸の貝殻
カスピ海は定義的には湖なんどろうが、
向こう側に陸が見えないし、波が押して引くところ、砂浜に貝殻があるのを見ると完全に海。
確かカスピ海は塩湖。
せっかくなのでカスピ海の水を舐めてみる、が思ったより塩辛くない?
後で調べたら塩濃度が低いらしい。
これでカスピ海を見るという人生の目標をまた一つ達成した。
ラシュトに帰る。
テヘランにある安宿 2017年
テヘランには合計3泊した。
3泊とも、街中央にあるエマームホメイニー駅東のエリアのホテルに1泊ずつ違う宿に泊まった。
泊まった安宿3つを紹介しておく。
※情報は2017年11月時点の感想
ホテルの場所
紹介する3つのホテルは全て同じあたり。
Emam Khomeini(エマームホメイニ)駅から歩いて10分程度の場所にある。
赤印がホテルの位置
マシュハド(MASHHAD HOSTEL)
ドミトリー 40万リヤル。
フリーWiFi有り。
地球の歩き方に載っているだけあって、日本人は多い。
ドミトリー部屋のコンセントは一カ所のみ。
その一カ所に分岐タップが付いてるだけなので、譲り合いつつ使う必要がある。
アモール マーザンダラーン(AMOL MAZANDARAN)
一人部屋40万リヤル。
二人部屋60万リヤル。
フリーWiFi有り。
個室が安いし、部屋もきれい。
お勧め。
マーマーノ(MARMAR NO)
一人部屋40万リヤル。
フリーWiFi有り
建物は築70年らしい。即ち1940~50年代築。
マイナス面として、トイレ点シャワーが建物全体で一つしかなく、先に人が入ってると待つのが面倒。
ヤズド観光 沈黙の塔は雰囲気良し 2017年11月20日、21日
ヤズドに到着
シーラーズで行動を共にしてた2人と別れ、シーラーズからヤズドまで深夜バスでやって来た。
バス代25万リヤル。
到着したのは朝5時前。
明るくなってから行動したかったので、バスターミナルの中で朝7時まで待ち明るくなるのを待つ。
ヤズドのバスターミナルから市街地までは10km以上はある。
目星を付けていたホテルは
Yazd Friendly Hotel
という宿。
歩いているとタクシードライバーから声を掛けられる。
タクシードライバーは、最初タクシー代20万リヤルだと言っていたが、
自分がFriendly Hotelに行くつもりだと言うと、
なんとドライバーはタクシー代タダで連れて行くと言う。
タクシードライバーはFriendly Hotelの関係者らしい。
ありがたく乗せていってもらうことにした。
Yazd Friendly Hotel(フレンドリーホテル)
フレンドリーホテルの写真
朝8時前に到着。
ドミトリールームは8ドル(32万リヤル)と格安。
部屋はきれい。オーナーは優しい。
その上到着した朝はチェックインしたばかりなのに、その朝の朝食まで無料で食べさせていただいた。
めっちゃ良いホテル。
沈黙の塔
沈黙の塔は町の南の外れ。タクシーで行くことに。
タクシー代はホテルから片道20万リヤルと高め。
入場料は8万リヤル
沈黙の塔はゾロアスター教徒の鳥葬場。
今は使われてない
塔を外から見ると砂漠の中の潜む塔という感じので雰囲気よし。
塔の中に入ると穴がある。
昔はここに死体を置いて鳥葬してたんだろうな。
麓の集落跡も良い感じの雰囲気。
アーデシュキャデ(ゾロアスター教寺院)
入場料15万リヤル。
ゾロアスター教寺院で重要な寺院らしい。
入り口には丸い池があり、水面に反射した寺院がきれい。
寺院内には、ガラス沿いに炎が燃えてるだけ。
正直ゾロアスター教徒でない自分には、特に何も感じるものがなかった。
別館にゾロアスター教徒の服装解説がありそれだけ気になった。
アミールチャグマーグ
入り口噴水上の銅像が気になる。
マスジェデ・ジャーメ
入場料8万リヤル。
模様がきれい。内部は人が少なく雰囲気良い。
8万リヤル払うの価値はある。
紙幣博物館
入場料15万リヤル。
ホテルの近くの狭い通りの中にある。
名前の通りの現代の紙幣から昔の硬貨の展示。
加えて装飾品や、昔の人の生活状態を展示している。
硬貨の解説は一部は英語があるが、ほとんどペルシャ語のみ。
なので見て楽しむ感じになる。
建物自体は岩でできている古そうな建物なので、雰囲気を楽しむなら良いとこ。
アレクサンダーの牢獄とじゅう十二エマームの霊廟
入場料もったいなかったので、外から眺めただけ
側にある広場は使いやすそうだった。
ペルセポリス遺跡が目の前に 2017年11月19日
アクセス
シーラーズからペルセポリスに行くため、Tさん、Yさん、自分の3人でホテルからシーラーズのバスターミナルまで歩く。
バスターミナルではタクシードライバーからめっちゃ声をかけられる。
Tさんが交渉してくれた結果、タクシー100万リヤルで、シーラーズーペルセポリスの往復をするという。
3人で乗れば一人当たり33万リヤル。
バスとタクシーを乗り継ぐ方法と費用は大きく変わらない。
それならとタクシーに乗ることに。
ペルセポリスはシーラーズから北東に離れたところにある。
タクシーで1時間程でペルセポリス到着。
ペルセポリス入場口
ペルセポリス観光
ペルセポリスといえば、アケメネス朝ペルシアの都。
アレクサンダー大王に征服されてから都として使用されなくなっても、遺跡として残り続けた。
2000年以上の年を経て、今目の前にある。
世界史の参考書でしか見たことないペルセポリス。ここに来れる日がくるとはと思ったら感動する。
クセルクセス門
壁の壁画
クセルクセス1世の宮殿(ハディース)
アルタクセルクセス2世王墓
丘の上にある王墓から見下ろした景色。ペルセポリス全体が見下ろせてきれい。
馬の像
2時間程度掛けて回る。あー楽しかった。
イランに来て良かったと思った一番の場所だな。