天津から北京に向かう
北京行きの交通手段を探す
今回の旅行、一番の目的は万里の長城を見ること。
そのためには北京にいかなくては。
天津のホテルに泊まった次の日 2017年8月17日
8時にホテルを出て、北京行きのバスを探す。
しかしどこにバスターミナルがあるか分からない。
適当に、ホテル最寄りの地下鉄である下瓦房から天津駅まで向かってみることに。
地下鉄に乗るには持ち物チェックがあった。
空港で使う持ち物検査と同じように、
レールの上にザックを載せて、X線?装置の中をザックがくぐる。
そして次に地下鉄のチケットを販売機から買わなければならないようだった。
販売機の目的駅を選び、2元を入れるとコインのようなものが出てきた。
なんだこれ?乗車券か。使い方がわからない。
ちなみに他の中国人はカードのようなものを改札口にタッチして地下鉄ホームに入っていっていた。
多分日本で言うSUICA的なものかな。
自分が持っているコインのような乗車券を使っている中国人は見かけない。
改札口に丸い印のようなところがある。
試しにそこにコインのような乗車券を当ててみる。
改札口が開いた。安堵して入る。
そして天津駅に到着。
天津駅を出たところに long distance bus という標識があったのでそちらに向かってみる。
バスっぽいものはあるが、どれが北京行きかは分からない。
ここで中国人の人たちに囲まれて質問攻めを受ける。
中国語が全く分からないから、返答できない。
目的地のベイジン(北京)と言い、地球の歩き方の北京のページを指さしてみる。
中国人の方が、ハンドルを握るジェスチャーをした後、地面に96と書いた。
おそらく、運転して行く。費用は96元掛かる。
ということだろう。
不安に思ったが、お願いすることに。
北京行きのバス
近くに見えるバスに乗るのかと思ったが違った。
二人しか乗れない小さな車(バイク?)に連れて行かれる。
これで北京行くの?と思ったが。とにかく乗ることに。
発車から10数分後、車は「天津→北京」と書かれたバスの前で停まる。
あーなるほどバスまで連れて行ってくれてたんだ。
疑ってすいませんでした。
バスの中に入る。
バスの中では警察官の格好をした人(以下警察官)が乗客一人一人からカードを受け取ってました。
そして自分にもカードの提出を求めてきた。
当然自分はそんなカードは持っていない。
警察官が何かを繰り返し自分に言うが、分からない。他の乗客たちも自分に注目する。
警察官は何度か繰り返し言った後、ジャパニーズ?と言う。
自分はイエスと答える。
すると警察官はパスポートと言う。
自分はパスポートを渡す。
警察官はパスポートを確認した後、Thank youと言いパスポートを返してくれました。
自分は謝謝と答えました。
なるほど、中国人がカードを求められた際、外国人はパスポートを出せばいいらしい。
あの中国人たちが使ってるカードは、身分証かな。
バスが発車する。
天津と北京は中国全図の地図で見ると、すぐ隣なんだけど、
実際は日本の東京~水戸間くらいは離れてるんだな。
2~3時間くらいで、北京に到着する。
到着後も、ゲートのところで中国人たちはカードを出していた。
自分は先ほど学んだとおり、パスポートを検査員に渡す。
検査員から日本語で どうぞ と言われる、自分はゲートを通過する。
この時12時だった。少し腹が減ったので道端で売っていたウインナー?を生地でつつんだような食べ物を買った。
かなり旨い。