初冬のカッパドキアで気球ツアー 2017年11月28日~30日
カッパドキアに最初寄るつもりはなかったのだが、
以前イランで会ったTさんが、カッパドキアの気球がよかった。
と言っていたことが気になって行くことに。
カッパドキア気球ツアーは高い。
アンカラのATMで約1万円分のリラを引き出してからバスで向かう。
カッパドキアには夕方到着。ギョレメという地域に向かう。ギョレメに行く理由はこの辺りに安宿が多いから。
宿PELIN PANSION
カッパドキアでは、PELIN PANSIONというゲストハウスに泊まる。
ドミトリー3人部屋 1泊25リラ
朝食付、WiFi有り
ここの宿は主人オスマンも奥さんも親切な方々。
ドミトリー部屋で休んでいても、主人からティー飲まない?と気遣っていただく。
あと主人のご厚意で、昼過ぎに昼食をいただきました。
主人、奥さん、自分の3人テーブルに付いて食べたスープとサラダとパンおいしかったです。ありがとうございます。
後日チェックイン後に夜行バス出発までの時間、暖かいレセプションに荷物置いて待たせていただきました。
PELIN PANSION入口
3人部屋ドミトリーの部屋
気球ツアー申し込み
PELIN到着早々 PELINでカッパドキアの気球ツアーを申し込む。
料金75ユーロ(250リラ) 約1万円分。
気球ツアーがあるなら、朝6時に迎えに来る。
ただし天気が悪ければ延期とのこと。
多分明日29日はないよとの話(天気予報で雨なので)
ちなみに同じ宿に泊まっていた日本人の方はここ数日気球が飛ぶまで待っているとのこと。
ギュレメ周辺を観光
29日は気球ツアーなし、この日のカッパドキアの天気は曇り時々雨だった。
ギョレメ周辺を観光することにした。
ギョレメ屋外博物館
ギュルメから徒歩30分程度
岩窟の中をそのまま教会として使用してるらしい。
奇岩をそのまま利用するこの地域独自の風習が見れて面白い。
入口
奇岩内部のキリスト教教会
ギュルメパノラマ
ギュルメから西にある、見晴らしのいい丘陵
ギュルメの町が見渡せる
カッパドキア到着時から思っていたが、岩だらけの土地、まるで火星のように見える。
ギョレメパノラマ案内板
ギョレメパノラマからの町景色
気球ツアー開催
朝の準備
11月30日は天気予報では晴れ。多分気球ツアー開催されるはず。
朝6時寒い中、厚着を着て外で待つ。
しかし迎えが来ない。中止なのかと不安に思ってると、6時15分ミニバンが迎えにやって来た。集合場まで送ってもらう。
集合場所では参加者たちが集まっていた。
朝食のパンが用意されていたので食べながら待つ。
7時、ミニバンに乗ってギョレメ東に数kmのところにある気球乗り場に移動。
到着。気球がめっちゃある。
飛行済みの気球
準備中の気球が徐々に起き上がる
初めて気球を生で見て興奮。
気球に乗る
自分が乗る気球乗客は13人。
気球は空に舞い上がる。最初気球は低空飛行。地上の木に当たりそうで当たらないスレスレを飛ぶ。おじさん気球操縦上手え。
朝日と気球
気球から見るローズバレー
そして徐々に高所へ上がる。
高所は思ってたよりも寒さを感じなかった。季節は初冬、気温は1℃くらいのはずなんだけどな。昨日の雨で湿度高くなってるからか?
カッパドキアの地形と気球がミニチュアみたい。
朝日と山
カッパドキアの地に気球が影を落とす
上空は思ったより寒くなかった、
着陸と乾杯
着陸先の地上では荷台を引っ張る車が走り回る。
荷台に、気球を着陸させようとしようとしてるみたい。できるのかと不安に思うが?見事荷台に着陸する。
気球の操縦おじさんも車の運転手もお疲れさまでした。
下りた後はシャンパンを振る舞われる。
シャンパンを開ける気球ツアー開催者たち。
自分も一杯いただきます。ありがとうございます。
9時にはゲストハウスに帰宅。短い時間だったけど、濃い思い出になった。
町から見上げる気球
自分は参加してないが午後も気球ツアーやってたよう。
地上から見上げてみる気球もなかなかきれい。
アンカラの印象と観光 2017年11月27日
アンカラの印象
アンカラの町の中央は、人々は皆カジュアルな格好をしている。
またトルコではイランと違い頭にスカーフ付けてない女性が多数。
アンカラはアジアなんだろうが、人々のファッション的にはヨーロッパのように見えた。
トルコは武器を持つ男・軍人の銅像が多いように感じた
あと気温がトルコ東側に比べたら高い。
トルコ東端の町ドウバヤズットでの氷点下の寒さに比べると、アンカラではかなりあったかく感じた。
アタトゥルク廟
古代のギリシャ遺跡を連想させるデザインの建物。
トルコ建国の父ケマルパシャの霊廟。
丘の上にあるので、アンカラの町を見下ろせる。
トルコ人が子供も大人も含め大勢いた。あと中国人団体観光客もいた。
突然音楽が鳴ったと思ったら、広場にいるトルコ人のほぼ全員が歩くのをやめる。
そして音楽が鳴り止むと皆動き出す。
日本で言う黙祷みたいなものだろう。トルコにも黙祷みたいな文化あるんだな。
中の奥には棺らしきものがあり、みんな記念撮影をしていた。
アタトゥルク廟入口には衛兵が立っているが、微動だにせず静止している。
微動だにしないので人形かと思ったが、近くで見る限り人間らしい。すごい。
アナトリア文明博物館
入場料20リラ
入り口が分かりにくいところにある。
坂を上がって狭い通りを通ってやっと到着する。
中は古代やローマ時代の発掘品が展示。
アナトリアは大昔から数々の帝国が栄えてた途土地だけあり見物。
古代人が作ったチャーミングな動物の像もあり
トルコで買うバナナ・みかん
トルコではバナナが高価。
場所によってはバナナ4本買っただけで5.5リラ(約160円)にもなった。日本で買うのと同じかそれ以上の価格。
トルコでは代わりにみかんが安い。
アンカラのとあるスーパーだと、kg当たり1.49リラと格安。みかん10個でも約1リラ(約30円)と格安で買えた。
kg当たり10リラで売られるバナナ
kg当たり4リラで売られるみかん
自分は東南アジア、インドでは小腹が空いたら基本バナナを食べていたが、
トルコでは高価なバナナの代わりに、みかんばかり食べていた。
JCBクレジットカードが使えるATM
トルコではJCBが使えるカードが少ない。たただし探せばあるにはある。
アンカラの中心街にあったparamatik銀行のATM
自分が持っていたJCBのクレジットカードに使えるキャッシング枠が少しだけ残ってたので、ここで金を下ろしておいた。
ドウバヤズットからアンカラへバスで向かう 2017年11月25日~27日
ドウバヤズットバスターミナルでアンカラ行きバス乗車券を買う
2017年11月25日 15時過ぎ
ドウバヤズットに到着した。
次は一気に首都アンカラまで行く。
バスターミナルに行き、おじさんにアンカラ行きのバス便を聞くと、
アンカラ行きは今日はない、翌日6時にあるという言われる
おじさんから今日はドウバヤズットに泊まって、明日6時にここバスターミナルに来なさい。
ここバスターミナルのチケット売場で1泊してもいい。寒いけど。
と冗談めかして言われる。
おじさんにはホテルを紹介してもらい、ホテルまでタクシーで向かう。
アンカラ行きバス乗車券 90リラ
バスターミナルあたりからは遮蔽物無しに、アララト山が見えて美しい。
ドウバヤズットの町
ドウバヤズットは小さい町
町の通りには、食事店等が並ぶ。
夕食を食べる。金が残り少ないのでライスのみ注文。
ライス5リラ。パン無料。
泊まったホテルは、KENANという。
個室、1泊40リラ、シャワー無し、WIFI無し
バスに乗り遅れる
翌日2017年11月26日
-5℃の寒さの中、ホテルからバスターミナルに歩いて向かう。寒さで指の感覚がなくなって痛い。
バスターミナル到着。
到着時スマホの時刻を見ると6時。
しかしバスターミナルの時計を見ると7時になっていた。
バスに乗り遅れてしまった。何が起きた?
時間がずれた原因は時刻設定を間違えたから。
何故間違えたかというと、
自分はトルコの時間は東ヨーロッパと同じGMT+2だと思い、そのように手動でタイムゾーンを設定してしまった。
トルコの標準時は2016年9月に、1時間進めることが決まったらしい。
つまりトルコのタイムゾーンは、モスクワ・バグダード等と同じGMT+3。
トルコのタイムゾーン変更のニュース記事
バスを乗り継いで向かう
昨日会ったおじさんに会う。
おじさんから、座って待つように言われる。
おじさんに連れられ道路脇でバスを待つ。やってきたバスに乗る。
バスから見える景色は、何もなく広大な荒野とたまに見える小さい町。
まるでゲームのファンタジー世界のよう。
朝10時 PASINLER(パシンレル)という町でバスから一度下ろされる。
バス会社の待合室に待つように言われる。
アンカラ行きバスが来るのを待つらしい。アンカラ行きバスが来るのは夕方16時。あと6時間もある。
町は小さくやることもない。
パシンレルの町写真
やることなく辛い。ひたすら寝てた。
4時過ぎにようやくバスが来た。
到着したバス
バスではほとんど寝ていたが、
バスは数時間おきに兵士に停車させられる。その度に乗客は身分証を見せなければならない。
テロ対策なのか知らんが、厳重体制。
それで深夜でも数時間おき起床しないといけなかったのでなかなか熟睡できず辛い。
パシンレル夕方16時10分発、アンカラ翌朝4時40分到着。所要時間12時間半。
翌朝4時40分、アンカラに到着する。
バスターミナル近くの道路で下ろされる。
バスターミナル内で休憩を取る。
アンカラのバスターミナル
アンカラのバスターミナルは広い。
雑貨店、食事店、カフェネット等の店がいろいろあり、朝5時でも開いていて便利。
イラン費用まとめ
期間
2017年11月14日~2017年11月25日(12日間)
移動経路
テヘラン→エスファハーン→シーラーズ、ペルセポリス→ヤズド→テヘラン→ラシュト、バンダレ・アンザリー→タブリーズ→マーク、バーザルガーン→トルコへ
費用まとめ
都市間移動交通費 2635000リヤル
都市内での交通費 1185000リヤル
宿泊費 3070000リヤル
食費 1251000リヤル
観光地入場料 1480000リヤル
SIMカードと通信料 300000リヤル
その他 30000リヤル
総額 約31096円(9951000リヤル)
一日平均 約2591円
※1円=320リヤルで計算
感想
夜行バス利用したり、ルームシェアしたおかげで宿代は大分安くできた。
食事は安く済ませるためサンドイッチ、ハンバーガーとかのファストフードばっかり食べてたな。
今思うと少し高くてもイラン料理を食べとくべきどったかとも思う。
イラン-トルコ国境バーザルガーン通過ドウバヤズット到着 2017年11月25日
2017年11月25日
いよいよイランを出国しトルコに入国する日が来た。
今日の内にイラン・バーザルガーン、トルコ・ギュルブラックの国境を越えてトルコに到着する。
そしてトルコの町ドウバヤズットに昼間の内に到着する予定。
ドウバヤズットには特に用があるわけではないが、
トルコの国境の町だというので、せっかくなので少し町を見てから行こうと思った。
タブリーズからマークーにバスで移動
朝6時に起きてタブリーズのバスターミナルに向かう。
タブリーズからバーザルガーンに向かうため、タブリーズのバスターミナルに行く。
チケット売り場でバーザルガーンに行きたいと言うとチケットを売ってくれた。
出発は朝8時出発。到着は12時
バス代13万5千リヤル。
タブリーズのバスターミナル
マークーからバーザルガーンへタクシーで移動
12時マークーにバス到着。
バーザルガーンまで行くのかと思っていたらマークー止まり。
バス運転手にバーザルガーンに行く方法を聞くと、タクシーだと言われる。
とりあえずマークーのバスターミナルで食事休憩としてサンドイッチを食べる。
イランで食べる最後のまともな食事だ。
食事を食べたらタクシードライバーのおじさんにバーザルガーン行きを頼む。
マークーからバーザルカーンまでタクシー代10万リヤル。
マークーの町は巨石だらけ、
あと遠くにアララト山が見える。
タクシーのおじさんは写真撮ったらと車窓を開けてもらった。おじさん気が利くね。
マークーの町の石
イラン・マークーから見るアララト山
バーザルガーン・ギュルブラック国境通過
タクシーは国境2km手前のゲート手前で止まる。
おじさんのタクシーではこのゲートより先に行けないらしい。
バーザルガーンの両替所で残っていた52万リヤルを50リラに両替しておく。
イミグレーションは探す。
歩いていたおじさんに聞くと、国境にあるらしい。
国境はここから2km離れた坂の上にある。
風が強く吹く中歩いて向かう。寒い。
ゲート 内側からマークー方面を撮影
国境へ向かう坂道
13時50分イミグレーションに到着。
イラン側からのイミグレーション
イランのイミグレーションとトルコのイミグレーションは同じ建物で一本道で繋がっている。おかげでイミグレーションを見落とすを間違える必要はない。
行列に並び、無事イラン出国とトルコ入国のスタンプを押してもらう。
少年に絡まれる
トルコ入国したところ、トイレで用を済ませることにした。
トイレから出ると、トイレ入り口に座っていた10歳くらいの少年に声をかけられ、張り紙を指差される。
張り紙には英語でトイレ使用代が必要。1TLであることが書かれていた。
このときトルコに入ったばかりです1トルコリラピッタリは持ってなかった。
1万リヤルを出し、少年に10000リヤル=1.1リラであることをスマホで示す。
しかし少年は5TLだと言い出す。
少年が指さした張り紙に1TLって書いてるし、5TL(約130円)はトイレ代にしては明らかに高すぎる。
自分は張り紙に1TLだと書いてると主張する。しかし少年は5TL妥協しない。
面倒くさいので、タイ紙幣20バーツも渡す。
少年は納得したのか?着いてくるのを辞めた。
これでトイレ代のことは済んだと思った。
イミグレーションの建物を出る。
トルコのイミグレーションを出て撮影 丘にTURKIYEの文字がある
横を見ると、なぜが少年が着いてきていた。
そして少年は拳を振り上げる動作をする。
お金は払い済みだし、少年は相手にしないことにする。
少年を無視してスマホをいじっていると少年にスマホを取られかける。
えっ何するの?
スマホはすぐさま取り返す。
すると今度は少年がライターの火を付けて、近づけてきた!危ねぇ洒落にならん。
少年の腕を掴まえて何がしたい?と問い詰めるが。
少年はテへホンテレホン言うだけで言葉通じないし。蹴ってくるしで話にならない。
そんなことしてたら後ろから、同じ方向に行くトルコ人の方々が数人歩いてきた。
これで解決するかと思ったが、少年は自分を蹴ることを辞めない。
そのトルコ人の人たちが少年を止めようとしてくれたが、少年はその止めようとしたトルコ人の方も蹴る。
少年は何がしたいのか?
もう少年は無視して進むことにした。
少年が後ろから蹴る&木の枝で叩いてきたが無視して歩く。
トルコの警備兵の方がいるあたりまで歩くと、さすがに少年は着いてくるのを辞めたらしくどっか行った。
少年は何が目的だったのか?5TL払えと怒ってたのか?スマホをぶんどりたかったのか ?よく分からん。
ギュルブラックからドウバヤズットへミニバンで移動
一緒に歩いてきた方々と一緒にドウバヤズット行きのミニバンに乗る。
料金は8.5リラ
ミニバンは走ってる途中兵士に呼び止められる。
そこにいる外国人(俺)は何者だ?と言っているようだったので、パスポートを提示する。
トルコは危険管理に厳重な国みたい。トルコ怖いな。
ミニバンの中から撮ったアララト山 トルコ人の方々から撮影したらと勧められ言われ撮影
ドウバヤズット到着
ドウバヤズットの街に下ろされる。
少年を止めようとして蹴られた方に両替所の場所とバスターミナルへの行き方を教えてもらう。
少年のことも含めてお礼を言う。
この時点で少年と言い、兵士といいトルコって恐いとこだなという印象。